Summer Pockets REFLECTION BLUEを死んでもいいから早くプレイして夜奏花を聞け

 

 

ただの神ゲー

 

f:id:batafuhurai55:20210507160537j:image

©VISUAL ARTS/Key

 

先日key様からフルプライスで販売されてるサマポケをプレイし終えました。

key作品はアニメ自体はいろいろ視聴させていただいてましたが、ゲームのプレイ自体は初でkeyブランドの真力を目の当たりにした気分です。

『やっぱりkeyにしかこの手の作品は作れないな』

『keyしか勝たん』

『鴎のこれはもうR18だろ』

こんな気分にさせてくれたのもこの作品がとても心に残るものであったでしょう。鴎は本当にエッチが過ぎると思います。

 

f:id:batafuhurai55:20210508231906j:image

 

 そして自分のクリアした√の順番なんですけど

しろは→うみのみき静久

という順番でプレイしました。

 ビジュアルが好みだったしろは√を一番最初にプレイして、知人もオススメしていて評価も高い√は最後に。あとはバラバラでこだわりは特にないです。

 最初は「しろは√はメインっぽいから、最初にプレイしちゃうのは勿体無いかな?」なんて感じながらプレイしてましたが、そこは別に安心して大丈夫。唯一順番で気をつけるべきは√をいつやるかって感じだった気がします。個別√だと1番謎に絡んでくる√でもあるので、他√を「謎を知らない段階でプレイしたいか」「知った状態でプレイしたいか」で調整するのがいいのではないでしょうか。

 

f:id:batafuhurai55:20210508231951j:image

 

 個人的に1番面白かったのは√で、次に√です。特に√の感想とかはまた別の記事でしたいんですけど、この2つの√はめちゃくちゃ面白かった。個人的に今までプレイしたノベルゲーのシナリオで1番面白い。ただの個別√とか舐めてるやつマジで腰抜かすから覚悟しとけよ。この√異次元だからな。

 そして当たり前かもしれませんが、全体的にリフレクションブルーで追加された4√より、元の4√の方がシナリオゲーとしての質はとても高かったように感じました。

 追加√はよくも悪くもキャラの魅力を引き出すための√ってイメージでした。キャラゲーみたいな認識でもいいかもしれません。追加√としては満足がいくものだったのでこれはこれでありだと思います。楽しみ方は元の4√とは異なるってだけなので好みの問題な気がします。

 

f:id:batafuhurai55:20210508232010j:image

 

 ただ、√は追加ヒロインの割に、思った以上に重要キャラだったので驚きました。「お前ホントに追加ヒロインなん?」って途中からツッコミが止まらなかった。ひぐらしでいうなら公由家、ワンピースなら海軍の青キジ、そんなレベルの大事なキャラでしょこの子。もはや、がリフレクションブルーをやる理由です。無印やったけどリフレクションブルーだけやってないよって人は今すぐやりましょう、やってください、やれ

 個別√の感想についてですが、√の感想についてはまた別の記事でやりたいので、ここでは、√について。端的に言うとめちゃくちゃ泣いた。とにかく泣いた。泣きました。ちなみにこっからはちょっとだけネタバレ要素も入ります。あまり内容について詳しくは語りませんが一応。

 

 

         紬の誕生日

 

f:id:batafuhurai55:20210507154735j:image

 

 泣ける√と話題だった√はやはりエグかった。CLANNADのアニメとかで「隙を生じぬ二段構え」みたいにコメントされてたりするけど、紬√は100段構えぐらい隙がなかった。とくに画像のシーンではバケモンみたいな泣き方してました。

 片手じゃティッシュの供給が追いつかないので当然オートモードで。なんなら両手でも供給が間に合うか危なかった。「自分カイリキーなんで腕4つ使えますよ」って人こそ紬√やってください。ネテロさんとかにも今度勧めてみます。

 この√では静久はもちろん3人だけでなく他のヒロインやキャラクターたちの温かさみたいなものを感じられたのも、僕がこの√が2番目に好きな理由ですね。みんないいやつでした。ホントに。語彙力0だけどホントにみんないいやつだった。

 

 

 そしてここからは僕の個人的な見解ですが、他の√よりもおそらくみんなとの関係は親密になっているように感じました。だからこそ、「明日もきっと楽しいですよ」ってセリフとその言葉を聞いて涙する主人公が逆説的に心に残るんだと思います。ちょっと何言ってるか分からないけど、頑張って説明するから聞いてね。

 つまり、お別れ時点で主人公はもう「とだけ仲がいい状態」ではないですから明日からも間違いなく楽しいし、充実した毎日が待っていることに疑いはない訳です。主人公はもう紬だけに依存している存在ではなくなっていました。それが主人公と他のキャラ達が仲が良いことから痛いほど伝わってきます。それでもなお、主人公が涙しているってことこそが、というキャラクターが主人公の中で特別な存在になっている証明なのかなと思います。

 √で1番泣いたのは画像のシーンでしたが、ホントにこの√はあらゆるシーンで泣かせに来てました。こんな面白キャラが1番の泣き√だって事前情報抜きで誰が予想できたよってお話。紬の夏休みも油断してましたごめんなさい。あんな歌がまさかこんな化け方するなんで想定外でした。

 

f:id:batafuhurai55:20210508232032j:image

 

 

       夜奏花とかいう神曲

 

f:id:batafuhurai55:20210509003355j:image

 

 全体的にサマーポケットはシナリオゲーとしてかなり面白かったです。やっぱり唯一無二の点があるブランドってのはとても価値があるなぁなんて強く感じました。やっぱり1番泣いたのは上記の花火のシーン。もう夜奏花はズルいって。オートでやってない人は是非オートがオススメ。サビの入りのタイミングが完璧だから。ここってタイミングで「み〜み〜を〜す〜ま〜せば〜」ですよ。これは反則だって。一発レッドよこんなん。

「泣けるゲーム」と銘打っておいて泣かせるってとても難しいことだと思うんですよ。ハードルの上げ方としてもプレッシャーは相当なものだと思います。そんな中でも、ペリカンさんとの対談で、魁さんは「泣き要素」という点については自信を持っているという風に断言されていました

 だからこそ、まだ未プレイの人もそこの点だけは安心してプレイしていただいていいのかなと。ハードルを超えていくレベルの感動はちゃんと得られると思います。貴方が人間なら大丈夫。人間なら泣けるように作られてます。

 

f:id:batafuhurai55:20210509003714j:image

 

 最初に触れたように、key作品はまだプレイ出来てるのはサマポケだけなので、これからと過去作品とかやっていきたいかなーって思います。最後まで目を通していただいてありがとうございました