歴代最悪のチャンピオンが迎える未来は炎上か、それとも炎上か
今絶賛放送中のアニメポケットモンスターシリーズ。丁度この記事を書いている時点では、準決勝が片方終了していて、今度はもう一つの山の準決勝と決勝が引き続き行われる予定です。
さらにこのトーナメントの出場者はほとんどがそれぞれの地方のチャンピオンということでとても熱い展開になっております。
はたしてチャンピオンになるのは誰なのか‥
サトシははたして優勝することができるのか‥
というドキドキワクワクの展開にはなっておらず、なんと燃えてます。展開が熱くてとかではなく。芸能人の不適切な発言とかで巻き起こるアレです。アレが今のアニポケで発生してます。キョダイゴクエンとかでもなく、普通にTwitterとかでめちゃくちゃバッシングされてます。
原因はいくつかありますが、要約するなら、ダンデが強すぎる。ここに尽きるでしょう。このバトル展開に、「それぞれの地方のチャンピオンが繰り広げるレベルの高い闘い」を求めていた視聴者は違和感を覚えてるわけです。未視聴の方は1試合目とか見れば分かると思います。フィクションとは思えないくらいボコしてます。
1試合目 ダンデVSアラン
ポケモンXY見たことないよって人のために補足すると、この「アラン」ってキャラクターはサトシを過去に何回もボコしてるクソ強トレーナー。さらにXYのサトシはエヴァンゲリオンみたいなことができるチートトレーナーだったのですが、それよりも強いという事でアニポケ内でもトップクラスの実力の持ち主。しかしこのアラン、負けます、大体ワンパンで。さらに非情なのがこの試合には15分すら用意されていないという事実。山手線を4分の1周すらすることが出来ない時間でボコされてしまうのです。ちなみに2試合目も2匹ぐらいで6匹全部ボコしてました。無茶苦茶だコイツ誰か止めてくれ
これだけで炎上する理由としては十分なのですが、恐ろしいのはこれからです。これからのアニポケが辿る未来には炎上もしくは炎上しか残されていません。その理由をこれから説明していきます。
1試合目で明らかになってしまったのは「強さの説得力と整合性の欠如」前述した通り、アランのリザードンはサトシのエヴァを倒しています。その時点で不等号で表すなら「アラン>サトシ」
そしてサトシもエヴァだけで勝ち進んできた訳ではありません。いろんなポケモンを使います。今回はおそらくピカチューやルカリオ、ゲンガーなどを使用するつもりでしょうが、残念ながらこいつら全員よりサトシゲッコウガは強いです。ここら辺は明確に断言されている訳ではないですが、これまでの描写を見てもそう捉えている人は多いと思います。つまり「ダンデ>>>アラン>XYサトシ>>無印サトシ」強さに序列をつけるならこうなる訳です。
そこで視聴者は思います「アランでもボコボコにされたダンデに、サトシゲッコウガも使わないでどう戦うねん」と
栽培マンと相打ちレベルのヤムチャが、栽培マンよりはるかに強いナッパ、すら恐れるサイヤ人の王子ベジータを倒そうとしているのです。ヤムチャさんが「俺にやらせてくれ」とか言ってベジータといい勝負してたら違和感MAXでしょう。サトシがいい勝負をしていたら「サトシでいい勝負ができるならアランやカルネの試合展開はおかしい」となります。強さのバランスがめちゃくちゃで炎上してしまうことでしょう。
じゃあ強さに整合性を保つにはどうすればいいのか前述した通り「ダンデ>>>アラン>XYサトシ>>無印サトシ」というのがおそらくXYを含めたアニポケ視聴者が想定している強さの序列です。つまり、これに沿うようにすればいい。
つまり、ダンデがサトシのポケモン6体を全部ワンパンすれば整合性は保てます。
ただ皆さんも流石に予想できるでしょう。こんなことをしても炎上します。つまりどのような展開になっても炎上します。これが今のアニポケです。炎上しか見えない炎の中にいます。僕にはこの炎上を回避する方法が見つかりません。救える方法があったら製作委員会にでも送ってあげて下さい。
初心者にオススメのエロゲ2選
結局エロゲって何からやるのがベターなの?って悩みを解決するべく、エロゲを10〜20本プレイ済みの筆者が初心者にオススメのエロゲを紹介します‼︎
もちろんまだまだエロゲーマーを名乗れるほどプレイしてるわけではないですが、いわゆる「初心者向け」と言われるブランドはいくつかプレイしたつもりなので参考までに…
一本目はHARUKAZEさんから出てる通称のらととです。あらすじとしては「変な皇女様の魔法で猫になっちゃった。でも女の子とキスすれば人間に戻れるよ」って感じ。ベタですけど入りとしては悪くないんじゃないでしょうか。
このゲームがオススメな理由としては、まずテキストがコミカル調な上に、ストーリーもテンポ良く進んでいくため、文字を読み進めていくのが苦にならない点です。ノベルゲームはやっぱり他のゲームと比べて敷居が高いので、初心者の方にはこの手の読みやすいテキストのゲームを最初にプレイするのがオススメ。あとやっぱ鬱展開とかがあんまないのもグッド。√によってはちょい胸糞かもしれんけど、だいぶライトな部類だと思います。安心してプレイしてよし。
ちなみに、個人的にこのゲームをジャンル分けするなら「キャラゲーとシナリオゲーの丁度真ん中」って位置付け。
キャラゲーみたいにイチャイチャしたりもすれば、シナリオも中々のクオリティだったり、上手く両方のジャンルを取り入れている点でもオススメ。興味ある方はペリカンさんとかが実況されてたりもするので、それの体験版の実況動画見て購入するかどうか決めてみてはいかがでしょうか。
http://harukaze-soft.com/nora/sp.html
②抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?
来ましたね問題作(褒め言葉)。初心者向け?って方もいるかもしれませんが、僕はこのゲームは初心者にこそ勧めるべきゲームだと思います。
僕がこのゲームを初心者に勧める理由…それは
「めちゃくちゃ面白いから」です。
一応先述した「苦なく読み進められる」みたいな要素もありますが、端的に1番の理由を話すなら
「めちゃくちゃ面白いから」
どうしてもこのゲームをPRする時に、「めちゃくちゃな世界観とワードセンス溢れる下ネタ」ばかりが取り上げられますが、個人的に推したいのは物語中盤から終盤にかけての圧倒的なシナリオ力の高さです。つまり、個人的なジャンル分けにはなりますが、このゲームはシナリオゲーということになります。初心者にはキャラゲーというのが定番ですが、僕はあえてこちらを推したい。
あらすじとしては「ドスケベが義務付けられた青藍島で、主人公率いるNLNSが愛のあるSEXを守るため、ドスケベ条例をぶっ潰す」というもの。最初は妹と逃げるだけだった橘淳之介も、次第に仲間とグループを結成し、ヒロイン達と行動を共にしていくことになるのですが、「主人公がヒロインと触れる、またヒロインと困難を乗り越えていくことで、精神的に成長していく」という過程が中々骨太で読み応えがあります。
そしてどの√の最後でも、この過程で培われた「主人公の信念」を貫き通すために敵と対立することになりますが。その際にお互いが各々の信念をぶつけ合うシーンは鳥肌が立つレベルなので必見です。こういったシーンはぬきたし2やヘンプリにも入っているので、ここにQruppoのメッセージが詰まってると言っていいでしょう。
このシーンから、おそらく「作り手の思想や哲学」のようなものを強く感じることになると思うのですが、この「作り手のメッセージ」のようなものを、「物語」というメディアを介して受け取る心地良さを是非味わって欲しいです。
なぜならエロゲってのはこれに魅了された人がやってるからです。「エロゲをプレイするとはこういうことなのか」と感じていただけるレベルで価値観が揺さぶられるような体験が出来ると思います。
https://qruppo.com/products/nukitashi/
終わりに
とりあえず現状として僕がオススメしたいのはこの2作品です。あんま多すぎても迷いがちなので絞りに絞ったつもりです。他にもドーナドーナや喫茶ステラなどいっぱいオススメしたい作品はあるのですが、それはまたの機会に紹介できたらと思います。
ファイアーエムブレム風花雪月無双をプレイするためには、俺はベルトルト・フーバーになるしかないのかもしれない
おい紫てめぇは誰だ
これが今回の2ndトレーラー映像を見て一番最初に感じた感想。この記事を書くにいたった原因。諸悪の根源。草野ユイ 。
この紫、どうやら傭兵らしい
主人公でもあるらしい
なんかベレト先生と対立してそう
まだもちろん確定情報として分かっている事実ではないですし、僕の推測が間違ってる可能性もあります。
ただですよ。ただ仮に
「この紫主人公を操作して、級長3人らと一緒にベレト/ベレスを倒す」
みたいなストーリーであった時に、私の心は耐えられないな、と。みんなはこれ耐えられそ?これキツイの俺だけ?俺には無理だってこれ。なんでって?だってベレトが大好きだから。
もちろんこれは3分ちょいしかない動画で僕が得た不確定な情報をかき集めて推測した、オタクの妄想でしかないです。
しかも、この推測が正しかったところで、別に
「ゲームとしておかしい」
とか
「シナリオが破綻している」
という訳でもない。
むしろ、IFストーリーなんだからその方が面白いよね、という受け取り方が普通。そんな人からしたら僕の戯言なんて、お前さぁ疲れてるんだよ、と。こうなってもおかしくないぐらい大変だったんだろ、と。そう感じるのは無理ないです。
でも僕は思考凝り固まり老害オタクだから
価値観が、古き時代に取り残されてしまっているから
「ああ〜なるほど今回はベレト先生が敵になる視点なのか〜。よーし今回はifストーリーとして紫操作してベレト先生倒すの頑張るぞ」
なんて切り替えらんねぇよばかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
なんで切り替えられないかって?
何故なら僕はベレトになってしまったから
心も体もベレトになってしまったから
ジュラルトに育てられ、士官学校で生徒たちと接していくうちに少しづつ感情豊かになっていき、生徒たちと一緒に命を賭して戦争に立ち向かった末にファドラの未来を掴みとった、あのベレト/ベレスというキャラクターそのものになってしまったから
だからいくら「ifストーリーなんだから、別のものとして楽しもうよ」と言われても、スッパリ心を入れ替えたり出来ない訳です。つまりこの紫を自分と思えない。あの世界の中でベレトとして活動してきた時間が、長すぎるためか、どうしてもベレト以外を操作することに違和感を感じてしまう。しかも敵…?嘘だと言ってくれコーエーテクモゲームス。俺にそんなこと出来ないよ…あなたたちは道徳を義務教育過程で学ばなかったのか…?
ただ、「ifストーリーとして、主人公が敵になるのは面白いな」ってのもまた事実。論理的な批判ポイントが存在するわけではなく、ゲーム自体を否定するもでもないです。ただ僕の心がついてこれてないってだけです。ホントにそれだけ。だからこそ僕は今とてもぐちゃぐちゃした心持ちなわけで、もはや心は壁内に侵入した、ライナー、ベルトルト。もう俺には何が正解かも分かんないし、誰かに僕らを見つけて欲しい。まだトレーラー2nd映像見ただけなのにこんなに心を掻き乱されるとは思いませんでしたよドドリアさん。さらにこの先に紫が級長や生徒たちとキャッキャウフフした映像なんて見せられたら僕は僕でいられなくなる。もはやこれNTRだろどう考えても。俺は純愛しか無理だからコミフロでは快楽天しか読んでないって言うのによ…
まあなんだかんだ言いましたが、何度も強調するように、ゲーム自体に不満があるという訳ではないので、そこは決して誤解しないでください。ただ僕がこのゲームをプレイするとなった時には、相応の苦痛を伴うってだけです。だからこそ、もし僕がこのゲームを購入した暁には、吐きながら、泣きながらこの紫を主人公としてプレイします。うん、ベレスは大切なキャラクターだからちゃんと殺そうと思います。
Summer Pockets REFLECTION BLUEを死んでもいいから早くプレイして夜奏花を聞け
ただの神ゲー
©VISUAL ARTS/Key
先日key様からフルプライスで販売されてるサマポケをプレイし終えました。
key作品はアニメ自体はいろいろ視聴させていただいてましたが、ゲームのプレイ自体は初でkeyブランドの真力を目の当たりにした気分です。
『やっぱりkeyにしかこの手の作品は作れないな』
『keyしか勝たん』
『鴎のこれはもうR18だろ』
こんな気分にさせてくれたのもこの作品がとても心に残るものであったでしょう。鴎は本当にエッチが過ぎると思います。
そして自分のクリアした√の順番なんですけど
しろは→蒼→うみ→識→のみき→鴎→静久→紬
という順番でプレイしました。
ビジュアルが好みだったしろは√を一番最初にプレイして、知人もオススメしていて評価も高い紬√は最後に。あとはバラバラでこだわりは特にないです。
最初は「しろは√はメインっぽいから、最初にプレイしちゃうのは勿体無いかな?」なんて感じながらプレイしてましたが、そこは別に安心して大丈夫。唯一順番で気をつけるべきは蒼√をいつやるかって感じだった気がします。個別√だと1番謎に絡んでくる√でもあるので、他√を「謎を知らない段階でプレイしたいか」「知った状態でプレイしたいか」で調整するのがいいのではないでしょうか。
個人的に1番面白かったのは鴎√で、次に紬√です。特に鴎√の感想とかはまた別の記事でしたいんですけど、この2つの√はめちゃくちゃ面白かった。個人的に今までプレイしたノベルゲーのシナリオで1番面白い。ただの個別√とか舐めてるやつマジで腰抜かすから覚悟しとけよ。この√異次元だからな。
そして当たり前かもしれませんが、全体的にリフレクションブルーで追加された4√より、元の4√の方がシナリオゲーとしての質はとても高かったように感じました。
追加√はよくも悪くもキャラの魅力を引き出すための√ってイメージでした。キャラゲーみたいな認識でもいいかもしれません。追加√としては満足がいくものだったのでこれはこれでありだと思います。楽しみ方は元の4√とは異なるってだけなので好みの問題な気がします。
ただ、識√は追加ヒロインの割に、思った以上に重要キャラだったので驚きました。「お前ホントに追加ヒロインなん?」って途中からツッコミが止まらなかった。ひぐらしでいうなら公由家、ワンピースなら海軍の青キジ、そんなレベルの大事なキャラでしょこの子。もはや、識がリフレクションブルーをやる理由です。無印やったけどリフレクションブルーだけやってないよって人は今すぐやりましょう、やってください、やれ
個別√の感想についてですが、鴎√の感想についてはまた別の記事でやりたいので、ここでは、紬√について。端的に言うとめちゃくちゃ泣いた。とにかく泣いた。泣きました。ちなみにこっからはちょっとだけネタバレ要素も入ります。あまり内容について詳しくは語りませんが一応。
紬の誕生日
泣ける√と話題だった紬√はやはりエグかった。CLANNADのアニメとかで「隙を生じぬ二段構え」みたいにコメントされてたりするけど、紬√は100段構えぐらい隙がなかった。とくに画像のシーンではバケモンみたいな泣き方してました。
片手じゃティッシュの供給が追いつかないので当然オートモードで。なんなら両手でも供給が間に合うか危なかった。「自分カイリキーなんで腕4つ使えますよ」って人こそ紬√やってください。ネテロさんとかにも今度勧めてみます。
この√では紬と静久はもちろん3人だけでなく他のヒロインやキャラクターたちの温かさみたいなものを感じられたのも、僕がこの√が2番目に好きな理由ですね。みんないいやつでした。ホントに。語彙力0だけどホントにみんないいやつだった。
そしてここからは僕の個人的な見解ですが、他の√よりもおそらくみんなとの関係は親密になっているように感じました。だからこそ、紬の「明日もきっと楽しいですよ」ってセリフとその言葉を聞いて涙する主人公が逆説的に心に残るんだと思います。ちょっと何言ってるか分からないけど、頑張って説明するから聞いてね。
つまり、お別れ時点で主人公はもう「紬とだけ仲がいい状態」ではないですから明日からも間違いなく楽しいし、充実した毎日が待っていることに疑いはない訳です。主人公はもう紬だけに依存している存在ではなくなっていました。それが主人公と他のキャラ達が仲が良いことから痛いほど伝わってきます。それでもなお、主人公が涙しているってことこそが、紬というキャラクターが主人公の中で特別な存在になっている証明なのかなと思います。
紬√で1番泣いたのは画像のシーンでしたが、ホントにこの√はあらゆるシーンで泣かせに来てました。こんな面白キャラが1番の泣き√だって事前情報抜きで誰が予想できたよってお話。紬の夏休みも油断してましたごめんなさい。あんな歌がまさかこんな化け方するなんで想定外でした。
夜奏花とかいう神曲
全体的にサマーポケットはシナリオゲーとしてかなり面白かったです。やっぱり唯一無二の点があるブランドってのはとても価値があるなぁなんて強く感じました。やっぱり1番泣いたのは上記の花火のシーン。もう夜奏花はズルいって。オートでやってない人は是非オートがオススメ。サビの入りのタイミングが完璧だから。ここってタイミングで「み〜み〜を〜す〜ま〜せば〜」ですよ。これは反則だって。一発レッドよこんなん。
「泣けるゲーム」と銘打っておいて泣かせるってとても難しいことだと思うんですよ。ハードルの上げ方としてもプレッシャーは相当なものだと思います。そんな中でも、ペリカンさんとの対談で、魁さんは「泣き要素」という点については自信を持っているという風に断言されていました
だからこそ、まだ未プレイの人もそこの点だけは安心してプレイしていただいていいのかなと。ハードルを超えていくレベルの感動はちゃんと得られると思います。貴方が人間なら大丈夫。人間なら泣けるように作られてます。
最初に触れたように、key作品はまだプレイ出来てるのはサマポケだけなので、これからと過去作品とかやっていきたいかなーって思います。最後まで目を通していただいてありがとうございました
アニメ「無職転生」は令和版王道RPGである
近年のアニメ界隈においてゴキブリのように増え続けてるジャンル、それは「転生もの」であろう。もはやアニメ=転生なのではないかとも思えるほどの数にまで膨れ上がった「転生もの」は確実にアニメ業界の中心にいると思う
僕自身もこの流れ自体は痛いほど理解していたが、実は今までこの「転生もの」を一作品も見たことがなかった。そんな僕に人は薦めます「とりあえず無職転生は見ろ」と
てな経緯で視聴しました全23話。今回はその感想記事です
1.赤ん坊から人生リスタート
まず驚いたのが転生して主人公が「赤ちゃん」だったこと。てっきり中高生くらいの年齢の子に転生するかと思ってたんだけどそんなことないみたい。他を知らないのでどっちが主流かは分からないですが、個人的にはこっちが好み。
丁寧に主人公の成長幼少期から描いてくれるのは、転生初見勢としてはこの異世界の世界観に慣れていく助けになりました。23話終わってまだ続くような長い作品だからこそ、ここら辺の部分をじっくり進めていけるという点は12話完結のワンクールのアニメには出来ない大きな長所のような気がします。もちろんどちらにも良さはあるのですが、ここまで長い作品を初見で見るのは久しぶりだったので、改めて痛感しました。
CLANNADとかも44話あってこそですからね。あそこまでいっての「小さなてのひら」に意味があるんであって、あれは12話じゃダメです。44話だから人生なんです。人生は12話じゃ語れません。44話あるからCLANNADは人生を語れるんです。
2.絵が綺麗
幼稚園児レベルの語彙力の感想ありがとうございます。
そうです。絵が綺麗なんです。戦闘シーンの作画だったりが話題に上がってたりはしました。もちろんそれらが素晴らしいのは皆さんご存知だと思います。その中で、個人的に着目していたのが、街並みだったり、自然の風景だったりの作画についてです。ここらへんの雰囲気の魅せ方がまー上手くて、我々の奥底にいつしか沈めてしまっていたファンタジーへのワクワク感みたいなものを呼び起こしてくれる訳です。冒険したいなって。エリスと一緒に戦いなって。エリスとあんなことやこんなことしたいなってそう思わせてくれる訳です。
タイトルにもこれは書いた通りで、これはもはやRPGを追体験しているようでした。このアニメは中学生に薦められたものですが、どうやらその子は「ドラクエ」とかの王道RPGをやったことがないらしい。というか多分今の子供達はいわゆるこの「王道RPG」に触れていない世代なんじゃないでしょうか。そんな世代でもハマるんすね、この「無職転生」。やっぱり我々はいつの時代もファンタジー世界での冒険に対する憧れを止めらないんだなって思いました。
ぶっちゃけ「無職転生」が評価されてる理由の8割はココにあるような気がします。ストーリーが王道も王道をいく中で、それを面白くしてくれてるのはこのワクワクさせてくれるような雰囲気を作り出してくれる作画にあるのでしょう。やっぱいいっすね。剣と魔法のファンタジー。僕はまたアリスソフトでそれを味わうとします。中学生には薦められないけど。
3.銀時とお登勢さんのやり取り
1番「転生」という要素が強かったのがこのシーンじゃないでしょうか。これがないと「転生」の意味がない。もちろん前世の無茶苦茶な人生が主人公の人格形成の根幹にあるという点や、この異世界が2度目の人生であるという点はあるのですが、それだけだと「転生もの」としては弱い。「主人公は転生したものでる」ということに意味を与えるにはやっぱりこの真っ白人間とのやり取りが必要不可欠です。時々忘れそうになるけどね。そういえばこいつあんな容姿の無職だったわってな感じで。
実際淡々と物語が進んでく中で、ここでのやり取りは少し物語を眼差す視点が移動するため、「飽き」があまりこなかったです。それだけでも僕としては楽しめました。ホントはここのシーンについては物語における役割的な視点だけでなく、具体的な内容についての面白さについても語りたいところです。ところですが…
なんも分かってねーから語れません
そうです。なんも分かんないんです。だから
「具体的にどこの内容がどう繋がってて」
とか、
「誰の発言にこういう意図があって」
とか、
「誰がどういうつもりで動いてて」
とかなんも分かりません。
だから語れませんごめんなさい。いやホントに分かんない。23話見てこんな分かんないことある?ってレベルで分かんない。これは考察力が足りてないとかじゃなくて、シンプルに分かんない。だって説明されてないから。なんも分かりません。どいつもこいつも分からないままです。何がどーなってんだ全く。こっちは原作読んでねーんだバカやろーってなりながらこのアニメは視聴し終えました。それでも面白いから仕方ないね。無職転生最高‼︎無職転生に万歳‼︎
4.本番はこれから
先述した通り、まだ無職転生は終わってません。むしろこれからが本番のようにさえ思えます。なんなら始まってないかもしれない。ここまではワンピースでいうイーストブルー、ナルトでいう中忍試験、スラムダンクでいうあのバスケ始める前のヤンキーとかと喧嘩してるパートのようなものである可能性もあります。
現時点でアニメの終わったところが物語の中のどこに位置するのかも僕には分かりません。しかし、なんやかんやで見始めた以上この物語の行く末を見届けようと思います。エリス可愛いしね。それが全てじゃないけど。エリス可愛いし。
てな訳で全部終わったらまた違った景色になって感想も変わってるかもしれません。王道王道連呼してたけど、ここまでがまどマギの2話なら全然王道じゃない可能性もあるんで。どんな物語になるのか予想出来ませんが、続きのアニメ化を楽しみに待つこととします。
【感想】喫茶ステラと死神の蝶 〜四季ナツメとはどうやったら現実に会えるのか〜
今回はゆずソフト様が発売されている今回は喫茶ステラと死神の蝶の感想です
(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.
エロゲ自体にまだまだ慣れていないものでやっぱりゆずソフトさんの作品をやっておくのがベストかな、との判断で購入させていただきました
あまりエロゲの中での定義について造詣が深いわけではないのですが、自分は本作は「キャラゲー」といったジャンルに属していると捉えています。
実際プレイしていても
「キャラクターとの恋愛が根底にあって、メイン。シナリオはそれを肉付けしている」
といった印象。
完全にナツメ目当てでの購入でしたが、これがホントに正解でした。ナツメがただただ可愛いかった。キャラの属性としてはクーデレでしょうか、ただ思ったよりデレの破壊力がすさまじい。このデレにR18要素というべきか、エッチな誘惑みたいなのまで内包されてるせいで並のテレビアニメキャラを喰っちまってます。悔しかったらアニメキャラもTVでナツメさんみたいにおっぱいをだせおっぱい。それが出来ない時点でナツメさんと同じ土俵には立てねーよーだ。
そしてプレイした√の順番は、
ナツメ→涼音→希→栞那→愛衣
特に√の順番については気をつけるべき点はなさそうなので、お好みで大丈夫だと思います。特にシナリオ上のネタバレとかで気をつける必要はないですね。
僕は共通√の時点でナツメに恋をしていたので問答無用でナツメを選びました。最後に好きなキャラを残すタイプなんですけど今回ばかりは我慢出来なかった。大人しく性欲に従いました。
正直プレイ後はナツメに対してガチ恋に近い感情を抱いてしまった自分自身にちょっと引いてるレベルでした。
「ナツメとは現実には恋愛できない」
という事実が森羅万象あらゆる出来事よりも残酷な真実であるということをここに報告させて欲しい。僕はプレイ後3日間はこの事実を受け入れられなかった。その姿はまるでCLANNAD絶望期の岡崎智也。彼が「渚…渚…」と受け入れられない現実の中でもがき苦しむように、「ナツメ…ナツメ…」と戯言を呟き続ける3日間。 このゲームは危険です。
青春時代をいわゆる「青春」で埋められていなかった人には劇薬。つまり僕には劇薬でした。未プレイの民は覚悟をしてから購入しましょう。ホントに気をつけてねホントに、結構心にくるから。
(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.
さて、こんだけ言っているように1番好きだったのはもちろんナツメ√。改めて感じたのが、キャラゲーが面白いか面白くないかの評価ってのは
「キャラクターの魅力」という部分に大分依存するってことです。
シナリオとしてナツメ√が面白かったかは置いといて、とにかくナツメが可愛いかった。それでプレイしてる側としての満足度は充分なんですよ。とにかく可愛いかった。キャラゲーとしてはこれが正解なんだろうなと。
これでいいのだ、あこれでいいのだ、とバカボンのパパもおっしゃっていました。
中身がどうのとか起承転結がどうのとか知らん‼︎
ナツメが可愛い‼︎以上。
これでいいんですよキャラゲーはだってそこに四季ナツメがいてくれるから。そりゃキャラゲーなんてキャラクターが中心にいるんからキャラゲーなんだろって言われたらそれまでですが、今作品は自分が思っていたよりも数倍「キャラゲー」でした。シナリオとかもはや存在しなかった(ありました)。もはやナツメとイチャイチャしてたことしか記憶にない。ゲームのジャンルが違うとこんなにも別物になるんだなとしみじみと感じました。
そしてシナリオもキャラクターありきに作られているので、
「キャラクターの魅力を引き出す」
という点を最優先で作られているように感じました。
これは「シナリオを固めてその中でキャラクターの魅力を引き出す」というのとは明確に違います。
前者は極端に言ってしまうならキャラが主役なので、そちらを優先してシナリオなんてぐにゃぐちゃ動かせます。もちろん最低限の辻褄合わせは必要ですが、「キャラの可愛さが全てや」って方向でいくらでも出来る。これはもちろん決してネガティブな意味では決してなくて。軸になっているのがキャラの魅力であるということです。
それと比較すると後者は軸がシナリオにあるのでキャラの魅力のためにシナリオを動かしたりはしない。それもあってやっぱりシナリオゲーは起承転結がキレイに描かれているし、比重がシナリオに置かれているのもあってやっぱり重厚な作りになってる。なんか真面目なこと言おうとしてるけど伝えるの下手でごめんね。キャラゲーはキャラ可愛いよねって、要約するとそんな感じ。
(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.
そんなことはゲームがジャンル分けされている時点で分かっていたつもりだったけど本作をプレイしてみて改めて痛感しました。エロゲーの評価だったり趣味趣向は、ここをどう評価するかで大分分かれるんだろうなって。だからこそ、キャラゲーはシナリオ自体の質を単純に比較すると、どうしてもシナリオゲーに劣る部分は出てくるとは思います。これは本作をプレイしていても正直少しだけ感じました。ただ、キャラゲーはそれを補って余りあるほどにキャラが可愛い。もうホントに可愛い。可愛いんだこれが。可愛い。可愛い。食べちゃいたい。可愛い。可愛い。可愛い。食べたい。可愛い。可愛い。
しかも栞那√に関しては正直途中からよく分かってなかったです。理解は出来たけどそれでも「うーん?」って展開もあった気がする。ただ結局「とりあえず可愛いからいいか」ってところに落ち着きました。なんかハッピーエンドで平和に終わったからいいかなって。ハッピーエンドだからいいや、ハッピーエンド最高‼︎、ハッピーしか勝たん‼︎って感じでした。もしガンジーが今も生きてたらこのゲームを肯定してくれると思う、マザーテレサも。マザーテレサはエロゲやるんだろうか?ガンジーは絶対やると思う
(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.
だから栞那√に詳しい方とかいたら、いろいろ僕に教えてほしい。まあぶっちゃけ僕以外にも分かってないけど可愛いからいいかって人いると思う。てかオメーらも分かってないままプレイしてるだろ絶対。世界はそんな人たちのおかげで今もやっていけてます。ありがとう世界。ありがとうゆずソフト。ありがとう喫茶ステラと死神の蝶。
あと本作では主人公の父親とかも出てきて、家族方面の話にもちょっと広がるんですが、シナリオって側面で1番楽しめたのはこの部分かもしれないですね。なんなら栞那√の父親と母親の過去の話が本作の中で1番素敵だった。ただただイイハナシダナーってなったので。だからこそその過去話を経てハートフルな気持ちになった後のエロシーンは全く入ってこなかった。栞那ごめん流石にインターバルを設けて欲しい。決して栞桜が嫌いとかではないけど、あの感情を抱えたままでエロシーンは迎えられない。
(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.
いろいろ書きましたが全体的にみんな可愛くてとても楽しめたってのが言いたいことですかね。なんかまとめに書きたいこととかあった気がするけど忘れたのでよしとします。リドルジョーカーとか他のゆず作品もいずれプレイするつもりなので、その時にまた会いましょう
「ドーナドーナ いっしょにわるいことしよう」をプレイしたオタク
今回はアリスソフトさんから出てる新作、「ドーナドーナ いっしょにわるいことしよう」をプレイさせていただきました。アリスソフトさんと言えば有名なのがランスシリーズでしょうか。アリスソフトさんの作品は知人から強く勧められていたのですが、結局シリーズの数が多くて手が出せず…
そんなランスシリーズも完結し、新しく出来上がったのが本作でしょうか。もともと興味があった上に、話題にもなっていた作品だったので購入させていただきました‼︎
プレイして真っ先に本ゲームの新鮮さに驚かされました。自分は今までノベルゲーと大別される、いわゆるテキストを読んでいくタイプのゲームばかりに手を出してきたので、RPG?のようなゲーム性が存在するゲームは今回が初めて。この手のゲームもやってみるもんですね、キャラを動かしてるだけで楽しいのはアニメーションがしっかり作り込まれているからでしょうか、飽きる事なくエンディングまで辿り着けました。
未プレイの方向けに本作のゲームシステムについて軽く説明します。本作では「ドナドナ」と「ハルウリ」の2つのモードをプレイしながらストーリーが進んでいきます。「ドナドナ」は次々と現れてくる敵キャラを倒しつつ、女の子を拉致します。嘘じゃないです。女の子を拉致します。そして、「ハルウリ」ではドナドナで拉致した女の子にあんなことやこんなことをさせてお金を稼ぎます。倫理観君どこいった?
つまり、このゲームは「女の子を拉致監禁してお金を稼ぐ」っていうことになります。うーん確かに「わるいこと」。よいこは真似しないでね。
そしてにプレイした感想ですが、「ハルウリ」がとにかく楽しかった。これがホントによく出来てる。「ハルウリ」についてもう少し踏み込んだ説明をするために、まずはこの女の子を見てほしい
上記の画像はハルウリをする上で自分が作り上げた最強の女です。こんなちっちゃい子が稼ぎ頭とは世の中とはよく分からないものです。偉い哲学者もそんなこと言ってた気がする。
この画像にある、「ルックス」「テクニック」「メンタル」というステータスがアイテムを上げたり、会話をしたり、はたまたエッチなことをしたりすることによって変動します。エッチなことをさせたら「ルックス」「メンタル」が下がるけど、その代わり「テクニック」が上がる、みたいな感じで。そしてこのこのステータスの変動「属性」によっても変わります。
この属性というシステムのおかげで結構奥が深くやり込もうとするとかなり面白い。ちなみに上の女の子は「無垢」で「魔性」で「えっち」な女の子なので、エッチしてもメンタルもルックスを減少しません。それどころか上がります。エッチをすればするほどエッチになるとんでもない幼女です。こういったことができるのが「ハルウリ」の楽しみです。さらに、モブだけでなくイベントでエッチなシーンが付いてくる女の子、ユニークヒロイン達も「ハルウリ」できます。あなたにもあなただけのユニークヒロインを見つけて欲しい。見つけ方は拉致なんだけど。
自分がユニークヒロインで好きだったのがこの神麓凛。やっぱクールな女の子って魅力的なんだなって。立ち絵で惚れたんですが、イベントストーリーもとても良かった。。来世は彼女のお兄さんになれることを信じて今世を過ごしていきたい。
ちなみにユニークヒロインは元々属性が付いてるので育成は結構大変だったりします。使い捨てるならとても便利だけど僕はそこまで人間を辞められなかった。どうやら僕に「わるいこと」は向いてないようです。これからも紳士として生きていこう。紳士はエロゲやりませんが
そして、ハルウリするための女の子を拉致るドナドナはこんな感じ、これの難易度も丁度よかった。簡単すぎず、かといって難しすぎる訳でもなく、あまりストレスを感じずにクリア出来る程度の難易度に調整されてました(MAMBO以外)
自分は無双するのが好きだったのでちゃんとレベルを上げつつクリアを目指してたんですが、やる気のある方なら縛りプレイとかしてみても面白いかもしれません。決して縄でとかじゃなくてね。
簡単に強キャラ紹介をするなら、「アンテナ」と「クマ」が強かった。次点で「菊千代」と「メディコ」です。といってもいろんなキャラに使い道があったし、イベントによってはキャラ制限みたいなのもあったので、満遍なくいろんなキャラで戦うことを楽しめました。ただ「アリス」「ジョーカー」「ポルノ」だけは自分ではあまり使いこなせなかった。「アリス」とか出た瞬間はあまりの強さに興奮しっぱなしだったんですがね…。途中からはずっと後続にいるマスコットキャラになってました。弱くても可愛いから許します。
そしてメンバーの中で1番好きだったのは上記画像の菊千代です。メディコも好きですが、選べと言われたら菊千代。日本に生まれたならば黒髪ロングなのだと幼少期より父に教えられてきたのは大きかったかもしれない。見て分かるとおりツンデレです。大正義ツンデレ。あと馬鹿です。可愛い馬鹿。愛すべき馬鹿。めっちゃ馬鹿でした。
シナリオの話をするならば、特に矛盾もなく楽しかったかな、ぐらいの感想。特別面白い訳でもなかったのでここに期待をするゲームではなさそうですね。ただキャラは敵キャラ含め魅力的なキャラが多かった気がします。仲間もストーリーが進むにつれどんどん増えていきますが、初期メンの安心感が1番好きだったり。ワンピースでもそうなんでそんなもんかもしれません。俺はグランドラインからの仲間は外様って呼んでるんで、あいつらなんで仲間ヅラしてるか未だに分かりません。
エンディングはいくつかに分岐するのですが、自分はノーマルエンドが好きです(鋼の意志)。ミストレスエンドは条件キツイって流石に。これ頑張ったらエッチシーンあるのかなってそれ目当てに頑張ったけど特になかったわ、エッチシーン。ふざけんなマジでバーカバーカ。
ミストレスまだだよって人は無理しなくていいと思うけど頑張る人は頑張って欲しい。僕は休日をミストレスに捧げました。ポルノが数え切れないぐらい頑張ってくれたおかげです。もっとご褒美的なものが欲しかったな〜と感じたのは虚無感に覆われてた休日の僕の感想
初めてのアリスソフトでしたが思った以上に楽しめました。ユニークヒロインの人数も多く、メンバーも含めるとエロシーンはかなり豊富だと思う。まだクリア後の追加要素は残ってるのでそちはを楽しみたいと思います。次はのらとと2とかの感想記事になるのかな、またそん時に読んでやってくれると喜びます。僕とミストレスが